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東京都調布市にある つつじヶ丘動物病院 のブログです。病院のお知らせや皆様のお役に立つ情報などを掲載しています。
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「がんは放置してもいい」は本当か?
2013年12月16日 (月) | 編集 |
動物でも人でもがんの治療は
外科療法、化学療法、放射線療法が三本柱となっております。
加えて一部で免疫療法やサプリメントなどの代替療法が行われており、
最近当院でも光線温熱療法を導入した所です。


朝日新聞の
『「がんは放置してもいい」は本当か』という記事が目に留まりましたのでご紹介します。


「放置」論者は「医者に殺されない47の心得」の著者、
近藤誠 慶応大学医学部講師で、同書は今年のベストセラーとなったそうなので
読まれた方もいらっしゃるかと思います。
この本では現代医療に対する数々の反論が述べられていますが、がん治療に対する主張は

①がんは発見時に転移が潜む「本物」と、転移しない「がんもどき」に二分類される。
②「本物」は手術でも抗がん剤でも治らない。「もどき」は治療が不要。よって、無症状なら治療しなくてよい。
③検診を受ければ死亡数が減るという根拠はない。
④抗がん剤の臨床試験の生存曲線は形が不自然で、人為的操作があったと推測できる。
⑤生活の質を上げるための治療は必要。というものです。


これに対し、
日本医科大学武蔵小杉病院教授 勝俣範之先生は

①がんは「がんもどき」と「本物のがん」に二分類できない。
②過剰診療の側面はあるが、治療しなくていいがんかどうかは見極められない。
③検診による過剰診療を示すデータはあるが、検診の全否定にはつながらない。
④「臨床試験の生存曲線は人為的に操作された」という主張に科学的根拠はない。
⑤放置療法により助かる命も助からないこともあり、この主張は危険。

と反論されています。


「医者に殺されない•••」は読み物としてとても面白く読ませて頂きましたが、
近藤先生の主張は、勝俣先生も述べられているように
がん治療には色々な考え方選択肢があると言う事を提案したという事は評価できますが
患者さんに混乱をもたらす可能性があります。

最近友人が癌の手術を受けたのを期に、先月の胃の内視鏡検査に続き今週は大腸の検診を受ける予定です。
年末で忙しい折、皆さんもご自愛下さい



当院のHPもぜひご覧ください  つつじヶ丘動物病院のHP


つつじヶ丘動物病院スタッフ 院長 菅井
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