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東京都調布市にある つつじヶ丘動物病院 のブログです。病院のお知らせや皆様のお役に立つ情報などを掲載しています。
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熱の逃がしどころ
2015年07月28日 (火) | 編集 |
連日暑い日が続きますね、こんにちは藤田です。

先日、海水浴場で仕事をしている友人から、熱中症で倒れたという話を聞きました。
「その日は仕事中汗をかかなかった」
「脇の下を氷嚢で冷やされ、梅干しを食べさせてもらって復活した」
と話しておりました。

みなさまご存知の通り、人間は汗をかき、それが蒸発するときに失われる熱によって体を冷やしていますので、汗をかかないというのは熱中症の危険信号なわけですね。
では人間以外の動物ではどうでしょう。

汗をかかない犬ではどうしているかというと、……彼らはベロを出してハアハアと呼吸をすることで熱を逃がして体温調節をしています。
汗もかかずベロも出さないうさぎではどうしているかというと……耳から熱を逃がしています。
うさぎの耳には豊富に血管が分布しており、表面積の広い耳を使って、血液中の熱を外気に逃がせるようになっているとのこと。
可愛いだけの耳じゃないんですね。
血液は酸素や栄養分の他に、熱も移動させているので、「熱を逃がす仕組み」に大事な役割を担っています。
この、「血管が熱を逃がす仕組み」、実は体のいろんなところにあるんだそうです。

例えばペンギンの足。
ずっと氷の上に平べったい足を乗せていたら、凍傷になってしまいそうだと思いませんか?
実はペンギンの足に向かう血管は、動脈と静脈がツルのように絡み合っており、足先で冷えてしまった静脈の血液を、あたたかい動脈の血液が温めることによって、末端が凍りつかないようになっているので、凍傷にならない、とのこと!
良くできていますね。

また、精巣も同じような血管の仕組みを持っているそうです。
精巣や精子は高温に弱く、熱がこもってしまうのを防ぐため、熱を逃がすためのツル状の血管と、ダブダブとした表面積に富む陰嚢を持っているのだとか。
つまり、精巣にはペンギンの足とウサギの耳と同じ仕組みが隠れているのです……、熱を逃がすために!

生き物のからだは、本当に面白いですよね。


連日暑いですが、熱中症には気を付けて、この夏を楽しく乗り切りましょう!



当院のHPもぜひご覧ください
          
 つつじヶ丘動物病院のHP


つつじヶ丘動物病院スタッフ 藤田
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