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東京都調布市にある つつじヶ丘動物病院 のブログです。病院のお知らせや皆様のお役に立つ情報などを掲載しています。
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イヌ用人工血液ができる!?
2015年11月02日 (月) | 編集 |
先日、院長からこんな最新ニュースが

「中央大学が10月19日、イヌ用人工血液の開発に成功したと発表した」とのこと。

では、そもそもなんでそんな人工血液が必要なのか?と思いますよね。

ご存知の方も多いと思いますが、実は日本では動物用血液バンクが認められておらず、動物用の血液備蓄システムが存在しません。
なので、輸血が必要な動物がいる場合、その場で他の子から血液を確保するしかないんです

当院の人気者、サニーはもう何回もドナーとして活躍してくれていますし、サニーの血が適合しない場合にはスタッフの犬猫から輸血することもあります。
ですが、輸血が必要な子が大型犬の場合は必要な血液量がかなり多かったり、血液型の適合の問題もあり、困ってしまうことも多くあります。

そんな中今回の研究では、血液の重要な役割である酸素を運ぶ機能を担う赤血球代替物を合成し、さらに遺伝子組み換え技術を用いてウシの赤血球を使用することで起きる副作用を無くすことに成功したそうです。
(詳しく書くと難しいので今回は省略します

この赤血球代替物(ヘモアクト-C)は、心不全・脳梗塞・呼吸不全などによる虚血部位への酸素供給液、癌治療用増感剤などとしての使用も想定されているそうです!

まだまだ発表されたばかりで実用化には時間がかかるとは思いますが、いつかこの人工血液が使えるようになれば、今よりきっとたくさんの命を救うことができると思います。
より良い動物医療のために、研究者も臨床医も日々自分のフィールドで頑張っておりますので、みなさんこれからの動物医療に期待していてくださいね

当院のHPもぜひご覧ください
          
 つつじヶ丘動物病院のHP


つつじヶ丘動物病院スタッフ 嶋村
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