2015年12月13日 (日) | 編集 |
先日、神経病の海外雑誌にある論文が掲載されました。
なんと、今まで人以外にはみられなかったアルツハイマー病が猫でも確認されたとのことです!
東京大学をはじめいくつかの大学の医学部、獣医学部の研究チームが発見したということです。
報告によると、猫では8歳くらいからβアミロイドが脳の海馬に沈着し始め、14歳頃から高リン酸化タウが海馬に蓄積してくるようです。
もともとチーターやヤマネコではβアミロイドという蛋白が蓄積することは確認されていたのですが、高リン酸化タウの蓄積は動物では確認されていませんでした。
この高リン酸化タウが海馬に蓄積して神経原線維変化を起こすことがアルツハイマー病の原因とされています。
今回、猫でのアルツハイマー病の発見が人のアルツハイマー病の予防や治療に繋がる可能性も考えられ、今後の研究成果が期待されるようです。
うちの一番年上の猫は今年で13歳・・・
ちょっと気になる今日この頃です。
当院のHPもぜひご覧ください
つつじヶ丘動物病院のHP
つつじヶ丘動物病院スタッフ 奥田
なんと、今まで人以外にはみられなかったアルツハイマー病が猫でも確認されたとのことです!
東京大学をはじめいくつかの大学の医学部、獣医学部の研究チームが発見したということです。
報告によると、猫では8歳くらいからβアミロイドが脳の海馬に沈着し始め、14歳頃から高リン酸化タウが海馬に蓄積してくるようです。
もともとチーターやヤマネコではβアミロイドという蛋白が蓄積することは確認されていたのですが、高リン酸化タウの蓄積は動物では確認されていませんでした。
この高リン酸化タウが海馬に蓄積して神経原線維変化を起こすことがアルツハイマー病の原因とされています。
今回、猫でのアルツハイマー病の発見が人のアルツハイマー病の予防や治療に繋がる可能性も考えられ、今後の研究成果が期待されるようです。
うちの一番年上の猫は今年で13歳・・・
ちょっと気になる今日この頃です。
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